粋な江戸っ子は浅草寺の初詣に下駄を新調する

浅草寺の歴史と見どころ

浅草寺の歴史と見どころ

東京都台東区にある浅草寺は1400年近い歴史がある都内最古の寺院です。
現世利益の浅草観音を参拝しようと、国内外から年間約3000万人が訪問します。
東京都の初詣スポットでは、浅草寺が毎年トップ10に選ばれることが多く、「雷門」の提灯、「宝蔵門」の大わらじ、シルエットが美しい五重塔、煙を浴びると病気が回復すると言われる「常香炉」など、見どころに溢れています。

宝蔵門の大わらじと境内を彩るほおずき市

宝蔵門の大わらじと境内を彩るほおずき市

「宝蔵門」の大わらじは、昭和16年から10年に一度のペースで山形県村山市が奉納しています。
藁2500キログラムを延べ人数800人が約一ケ月かけて制作します。
門番を務める仁王様が履くのに相応しい大きさで、浅草寺を参拝する際、健脚を祈って触れようとする人を見かけます。

浅草寺は金運アップ、開運、先祖供養などでご利益があるパワースポットです。
毎年7月の9日・10日に参拝することを「千日参り」と呼び、4万6千日(126年間)日参したのと同じ功徳が得られると伝えられています。
縁日では雷よけの護符が配られ、境内を彩る「ほおずき市」が見事です。
機会があれば、浅草の夏の風物詩をご覧になってください。
浴衣姿でカラコロと下駄の音を鳴らす人々に、下町情緒が漂っています。

浅草寺周辺には履物屋さんがいっぱい

浅草寺周辺には履物屋さんがいっぱい

浅草寺周辺は、雪駄、下駄、草履といった和装履物店や履物問屋が密集していることでも知られています。
観光人力車の車夫によると、「昔から浅草寺の初詣は履物を新調するのが習慣です。そのため、周辺の商店街には履物店が多いのです。」ということです。
粋な江戸っ子は晴れやかな気持ちで観音様を参拝できるように、古い履物を履き替えていたわけですね。

浅草ひさご通り商店街、浅草観音車参道、伝通院通りなど、浅草寺周辺の和装履物店は初詣から成人式まで繁盛しますから、年末年始も定休日以外は通常営業する店舗がほとんどです。

はきものや草履本舗で初詣の準備

日本各地の神社仏閣に初詣する際、下駄や草履を新調すると、身も心も晴れやかになります。
和装で新年の挨拶回りをするにも相応しいです。
はきものや草履本舗は浅草の履物問屋から直仕入れをしており、品質や価格が好評を呼び、『舞子はレディ』『アウトレイジ』『バーテンダー』など数多くのメディアで衣装協力をしています。
累計4500足の販売実績を誇る当店で、初詣用の履物を準備しませんか。